2010年3月2日の(古っ!)朝日新聞の記事“あなたも参加aspara会議”で『「どう死にたい」家族に伝えた?』という記事がありました。
記事の内容は「延命治療はしないで」など、終末期医療について自分の意志を家族に伝えているかというのを柱に、アスパラ会員にアンケートを取った結果の掲載。
その結果、ちゃんと最期の希望を家族に伝えている会員は、全国アンケートで3割と少数派でした。
でも「治る見込みがないのに人工呼吸器をつけられたら?」の質問には、8割が「やめてほしい」。
関心が低いわけではないようです。
家族に最期の希望を話していない多かった理由の一つは「話すタイミングがつかめない」。
「伝えておこうと考えている相手(兄)が日ごろから話しにくい相手で、きっかけがつかめない。」
「真剣な話を茶化して逃げてしまう人だから、タイミングがつかめない。本当のコミュニケーションが取れてないんです。」
他にも「まだよく考えていないから」という理由も目立ったという。
「延命措置はイヤだけど、まだ切羽詰ってない」「退職後に考える」などのんびり構えている。
しかし人生一寸先は闇。
「伝えておかないと大変な事になる」と実感した人は、行動に移しているという。
屋根の工事中に転落し「3日間がヤマ」と宣告された経験を持つ59歳の男性は、「延命措置は一切不要」など3項目を便箋に書いて署名、押印。ファイルに入れて書斎机の上に置いているという。「植物状態になったら自分はどうしたいか」と真剣に考えたらしい。
「おばが兄嫁の治療や葬儀に口出しするのを見て怖くなった」のがきっかけで紙に書いて日記に挟んでいるという40代女性。
仕切りたがり屋のおばは兄嫁の病室に来ては「この病院は評判が悪い。転院した方が良い」、兄嫁が亡くなると「葬儀はもっと派手にしなさい」。
女性は「私は無駄な延命治療はして欲しくないけれど、押しの強いおばが反対したら」と不安になったという。
終末期の話題は切り出しにくそうだが、この2人のように紙に書き、「ココにあるから」と家族に知らせておく方法は一案かも知れない。
日本尊厳死協会に入会する方法もある。
「延命治療をしないで」「苦痛を和らげる措置は最大限に」などと書いた宣言書に署名・押印し、1部は家族に預け、もう一部はかかりつけ医や入院先の医師に見せて理解を得ます。
市販のエンディングノートもあります。
「余命宣告」「延命治療」など項目ごとに選択肢を選ぶので、一から文章を考えなくても良い。
京都の63歳女性は友人にも薦めている。
ただノートの存在は「家族へのメッセージを書く欄があるので照れくさくて」家族に知らせてない。
いつか話さねばと思いつつ、目に付きやすいリビングの棚に立てている。
東京の60歳女性は「パソコンに保存している。考えが変わった時に手軽に上書きが出来て便利」というが、夫からは「気味が書いたかどうか分からないので、君の家族を説得しにくい」と、手書きにするよう要求されたという。
そうなのだ。
書き残しても、自分の意志が伝わらなくては意味がない。
やはり、鍵は日ごろのコミュニケーションのようです。
思い切って口頭で伝えた人に聞くと、タイミングは案外さりげない。
「夕食後、お酒を飲みながら」「終末期を扱ったテレビ番組を見ながら」
まず、話を切り出してみてはいかがでしょうか?
あえて意思は家族に伝えないという人も。
「肺がんだった義父は「病院で死にたくない」が口癖だったが、苦しみだすと家族は見ていられず救急車を呼び、結局病院で亡くなりました。
いまの世の中、希望が通るとは限らない。本人の希望より、家族が納得いくようにしたら良いと思う。」(東京・56歳女性)
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以上のような内容の記事でした。
この記事を読み、私もずっとエンディングノートなるモノが気になり最近ようやく購入しました。
中身を確認すると、記入する事項の多さにすぐに閉じてしまいました(^^;
パラパラと目を通してみると、持っている銀行口座や証券、健康保険、年金手帳などの番号を控える一覧などがあり、終末期でなくても突然のアクシデントに役に立つと思う内容も沢山書き記しておけるので、なるべく早いうちにわかる箇所だけでも記入しておこうと思う。
心配性の私は、もしも夫と私が同時に事故などで突然人生の幕を下ろす時が来たら、子ども達はどうなる?とか、私が意思を伝えられない状態になった時に生命保険や大事な書類の保管場所、連絡先、また治療方法の希望などちゃんと残しておかなくちゃ!と、常々考えていたので、このエンディングノートをちゃんと仕上げたら少しは安心だ。
遺書なんていうと大袈裟だけど、エンディングノートならいつでも書き直せるし、葬儀や墓の希望内容まで書かれていたり、予備知識も掲載されている。
「そんなコトまで考えてなかった・・・」というコトもあったり、結構勉強にもなるかも。
先日、突然伯父が亡くなり、葬儀に両親と参加した時、「葬式の相場や詳細、調べておいて」と母に頼まれた。
両親にもエンディングノート、プレゼントしようかとも思う。